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ニキビに薬を使うことの意味やそれぞれの効果について

ニキビと薬の関係を語る

ニキビを解消する方法は数多く存在しますが
その筆頭といえるのが薬かもしれません。

とても身近な存在なうえにニキビスキンケアと比べて
価格がとても低く即効性もあるので
使いたくなる人は昔から多いです。

年々新しいものが出てきたり
既存品も改良が進むなどして進化していますが
根本的な問題点は昔から変わりません。

一時的に対処するだけのものなので
ニキビの根本的な治療はできないということと、
副作用はどんな薬にもあります。

それはニキビ治療薬以外にも言えることで
本来なら緊急時を除き使うべきものではないのですが
残念ながらそのように認識してる人は少ないようです。

ニキビに関しては重篤な症状とは言えないので
まだ許される部分が大きいかもしれませんが
常にその意識をもっていてください。

下手するとステロイド依存になったり、
炎症が広がりニキビが悪化したり、
ニキビ跡にも繋がる恐れもあるので
使う際は十分注意してください。

ところで石鹸などは専用品を使われてますか?
インターネットには無数にニキビに良いと言われる
石鹸が販売されてはいますが、

ニキビに悩む方から相談を受けながら
作られた石鹸は1つしかありません
ノンエーという商品です。

最低限1日の毛穴汚れはニキビ対策の
初歩になりますのでこれは使いましょう!

それでは薬の話に入っていきます。



・ニキビ治療薬の基本的な特徴について



ニキビの治療薬と一口にいってもいろいろな種類があります。

形状で言えば代表例は塗り薬で、
時には飲み薬を処方されることもあります。

塗り薬は軟膏タイプとクリームタイプがあり、
薬と呼べるか微妙ですが白色ワセリンなど
保湿目的だけで塗るものもあります。

飲み薬は主にビタミン剤になりますが
漢方薬のようなタイプもあります。

成分の効能は抗炎症、殺菌・抗菌、
皮脂分泌の抑制あたりが主です。

ステロイドや抗生物質が代表例ですが
近年はステロイドの危険性が認識されはじめ、
抗生物質単独、もしくは皮脂の量を抑えるといった
予防的な役割を果たす薬も出てきています。

少しずつ時代によって認識も対応の仕方も
変わってきていますが基本的には炎症と菌を
なんとかするというのが薬です。

では代表的な成分について見ていきましょう。

先ほども少し触れましたが
まずは代表例のひとつであるステロイド。

ステロイドは昔からいろいろな皮膚炎に
使われている薬剤で抗炎症作用や殺菌力が強く
即効性があることで知られます。

ステロイドといってもいろいろ種類があり、
強さは5段階で区分けされています。

数字が小さいほど強力で
1や2がニキビに適用されることはまずありません。

使われるとしたら3以上のものになります。

ステロイドの欠点は即効性があるがゆえに
副作用が出やすく依存性があることです。

そしてステロイドは免疫力を下げる副作用があり
それ単体で使用することは危険になります。

だからニキビ治療薬として使われる塗り薬は
必ずといっていいほど抗生物質とセットで
配合されています。

抗生物質は菌の働きを弱めたり
殺菌するために使われる薬剤の総称で
ステロイドの欠点を補う役目もあります。

有名な塗り薬はステロイドと抗生物質が
必ずセットになっています。


消炎剤はイブプロフェンピコノールなど
ステロイドではないタイプのものもあり、
殺菌剤も同様に非ステロイド系があります。

天然系の成分ではイオウが代表格です。
角質や皮脂を柔らかくしたり
殺菌する効果もあるので
硫黄を使った市販薬は多いです。


処方薬と市販薬の違いは大きく2つあります。

処方薬は医師の処方が必要なもので
市販薬はドラッグストアや通販で購入できるもの。

そして処方薬の方が効果が強力で
処方薬のほうが緩やかな特徴があります。

処方薬は効果が強めといっても保険が効くので
かなり安く買えるのがふつうで、
市販薬よりも安くなる場合もあります。

それが安易に手を出す理由になってる面も
あるのではないでしょうか。



・代表的なニキビ治療薬について



ではどんな薬があるのか見ていきます。


ステロイド系ではリンデロン、
テラコートリルなどが有名です。

リンデロンは処方薬ということで
配合されるステロイドの強さが3とかなり強めです。

そのためニキビ治療薬としては逆に向かないと
敬遠されるようになってきています。

テラコートリルは市販薬で
ステロイドの強さは5と一番弱いのですが
他の薬と比べると強いと言えるので
長期間使うものではありません。

抗生物質の強さも処方薬と市販薬では違いますが
あまり使いすぎないことが大事なのは同じです。

抗生物質を使いすぎると菌が耐性をもつので
薬が効かなくなる恐れも出てきます。

非ステロイド系ではペアアクネクリームや
ディフェリンゲル、ベピオゲル、デュアック配合ゲル、
ダラシン、アクアチムクリーム、
クレアラシル、オロナインなどが有名です。

最近注目の的となっているのはディフェリンゲルです。

ビタミンA誘導体が配合されており、
皮脂の分泌を抑えつつピーリング作用もあるという
まるでニキビスキンケアに近い効能があります。

それでいて保険が効くので人気があるのだと思われます。

ベピオゲルも多機能なのがウリで、
抗菌、ピーリング、美白効果もあります。


昔から使われているオロナインやクレアラシルなどは
殺菌と消炎のふたつの効果しかないのが通常でしたが
最近人気がある薬はニキビスキンケアに
近づいているような印象を受けます。

ビタミンでも誘導体にしている時点で
化学物質といえる代物ですので天然ではないですが
ステロイドや抗生物質と比べるとかなりマシには
なっているのかなと思います。

これも情報の拡散や研究がより進んでいる
表れなのかもしれません。

ただ、時と場合によって強力なものも
時には役に立つといえます。

何かの特別な行事があるときなど
赤くて大きなニキビがあると印象が悪いです。

そんなときはすぐになんとかしたいと思うので
ステロイドを使うのも悪くない、となります。

でもそのような事態はほぼないので
結局はステロイドはあまり必要ないことになります。



飲み薬で有名なのはミノマイシンです。

抗炎症作用がある定番のニキビ内服薬として知らています。

ミノマイシンと同じくらい有名なものにルリッドがあります。

これも抗菌作用があるのですが飲みすぎると
耐性菌が発生する問題があり、
他の抗生物質が使いにくくなることもあってか
ミノマイシンのほうを選択する皮膚科医が多いようです。

他には耐性をもつアクネ菌が少ないことで人気のファロムや
十味敗毒湯などの漢方薬を用いる場合もあります。

ニキビは体の内側の問題が表面化したものなので
飲み薬のほうが有効かもしれません。

特に漢方薬は化学合成されたものではないので
副作用のリスクが少なく安全性が高いです。



・薬に対する発送の転換が重要



他にもいろいろな薬があるので紹介しきれませんが
基本性質はみな一緒です。

その場しのぎはできても根本治療はできないので
効果があまり強くないものであったとしても
それに頼るのは得策ではないということになります。

漢方薬ですらそうです。

天然物といっても植物には必ず毒があるので
自然のものイコール安全とは必ずしもいい切れません。

それもあくまで体の機能を補助するものであって
薬自体が体の異常を治すわけではありません。

このことは大人がよく理解していないといけません。

大人ニキビで悩む人はかなり多いようですが
それはかなり異常なことです。

もっとストイックなことを言わせてもらえば
薬を使う時点で異常ですし薬とは何なのかを
理解していないことも異常です。

薬の本質は何かをわかっているのであれば
まず使いたいとは思わなくなると思います。

緊急事態は別として、薬に頼ろうとすること自体
愚かなことだと認識できないと駄目です。

ステロイドじゃないとか漢方だから大丈夫などの
認識のままではこれからもずっと
ニキビとお付き合いしていくことになるでしょう。

ニキビスキンケア頼りも根本は一緒です。

肌に合う合わないがよく議論されてますが
そのようなものを一切使わなくても
健康的な美肌を維持できるのが理想です。

女性は化粧をしないといけないなどの事情があるので
化粧水の類を全く使わないのもアレですが
ニキビスキンケアのようなものは
長期間使うものではありません。

薬も同じような感じで捉えてみてください。